専大松戸が甲子園で節目の千葉県勢150勝目 77歳持丸監督は最年長勝利
専大松戸が甲子園で千葉県勢150勝目 77歳監督が最年長勝利

専大松戸が甲子園で節目の勝利 千葉県勢150勝目と77歳監督の最年長記録

2026年3月21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催された第98回選抜高校野球大会第3日において、3年ぶりの出場を果たした専修大学松戸高等学校(千葉県)が北照高等学校(北海道)と対戦し、4対0で初戦を突破した。この勝利は千葉県勢として甲子園大会通算150勝目という節目の白星となり、77歳11カ月4日の持丸修一監督にとっては選抜大会における最年長監督勝利という記録ずくめの結果となった。

四回の集中打が勝敗を決定 攻撃力の高さを発揮

試合は四回表に劇的な展開を見せた。専大松戸は3番・高貝規仁主将の中前打で出塁を果たすと、四球を絡めてチャンスを拡大。続く長谷川大納選手(3年)の左前への先制打、柴田樹選手(2年)の右中間を破る2点三塁打などで一挙に4得点を挙げた。これまでてこずっていたチェンジアップを高めに浮いた球を的確に捉え、猛攻につなげた点が勝利の鍵となった。

持丸監督は「久しぶりに攻撃のいいチーム」と自負する通り、どの打順からもチャンスを作り出す打線の厚みが光った。今大会で初めて導入された指名打者(DH)制もチームの打力向上に貢献し、攻撃面での意識がさらに高まったという。

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門倉投手が完封勝利 堅守でリードを守り切る

投手陣も好投を見せた。先発の門倉昂大投手(3年)は再三のピンチをしのぎ、被安打4で完封勝利を収めた。試合後、門倉投手は「最初から球が走っていてコントロールもできていたので、ピンチになっても焦らず1個ずつアウトが取れた。冬からテンポのいいピッチングを意識していて、やってきたことが出せた」と満足げな表情を浮かべた。

投手中心の堅実な守備が4点のリードを最後まで守り切り、チームに安定感をもたらした。3季連続で初戦敗退だった千葉県勢に、待望の「春一番」が吹き込まれた瞬間だった。

77歳持丸監督の感慨 甲子園が教える人間性

4月17日に78歳を迎える持丸修一監督は、試合後にナインの成長についてしみじみと語った。「人間的に良くなるのも、悪くなるのも、甲子園のグラウンドっていうのは教えてくれますよね。人間性っていうのがね。甲子園に出たことで、ジーンっとさせるっていうか、本当にいい場所ですよね」と述べ、甲子園の持つ教育的価値に言及した。

持丸監督はこれまでに専大松戸のほか、竜ケ崎一、藤代、常総学院(いずれも茨城県)を甲子園へ導いた実績を持つベテラン指揮官。今回の勝利により、選抜大会における最年長監督勝利という新たな記録を樹立し、その指導力の確かさを改めて証明した。

専大松戸の次の試合が注目される中、千葉県勢としての節目の150勝目と、ベテラン監督の歴史的勝利が甲子園の春に新たな彩りを添えた。

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