テニスのイタリア国際は17日、ローマで男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位のヤニク・シナー(イタリア)がカスパー・ルード(ノルウェー)を6-4、6-4で下し、今季ツアー5勝目、通算29勝目を挙げた。
マスターズ完全制覇の偉業
この勝利により、シナーは四大大会に次ぐ格付けで年間9大会あるマスターズ全9大会で優勝を果たした。これはノバク・ジョコビッチ(セルビア)以来2人目の快挙となる。
試合の詳細
シナーは第1セット、第1ゲームでブレークに成功し、リードを奪う。その後も安定したプレーでルードの攻撃をしのぎ、6-4で先取。第2セットも序盤でブレークしたシナーが優位に立ち、最後まで主導権を譲らず6-4で勝利した。
地元イタリアでの優勝に、シナーは「信じられない気持ち。家族やファンの前で勝ててとても幸せだ」と喜びを語った。
シナーの今季の活躍
今季シナーはこれまでに全豪オープン、マイアミ、モンテカルロ、マドリードに続き、ローマで5勝目。グランドスラムを含むビッグタイトルを次々と獲得し、世界ランク1位の座を不動のものにしている。
一方、ルードは今季2度目のマスターズ準優勝。クレーコートでの強さを見せたが、シナーの壁を破れなかった。
マスターズ全制覇は、テニス史でも極めて稀な偉業であり、シナーの名は歴史に刻まれた。



