棋聖戦第4局、昼食休憩でカツカレーを共に味わう
栃木県日光市で開催されている第50期棋聖戦七番勝負第4局は、1日目の昼食休憩に入りました。対局者である一力棋聖と芝野十段は、ともにカツカレーを注文しました。日光らしい湯葉刺しも添えられた一皿で、緊張感漂う対局の合間にほっと一息つく場面となりました。
芝野十段の決断が今後の展開を左右
昼食休憩には、一力棋聖が黒55と打った場面で入りました。新聞解説を務める福岡航太朗七段は、この局面について「芝野さんにとって決断の場面です」と指摘します。具体的には、白がAと押さえた場合、黒がBと切った後の変化を読み切る必要があると説明しました。
福岡七段はさらに、「右辺の黒は取れません。白は右上をどういう形で生きるかがポイントになります」と続けます。つらい形での生き残りは好ましくないため、白の選択が重要です。一方、白がBと緩め、黒がAと出て行く展開も考えられますが、右辺を突き抜けると黒も悪くないように見えるものの、上辺の黒が小さく生きる過程で右上の黒地が減る可能性があると分析しています。
次の白の一手で、今後の展開が大きく変わりそうな局面です。対局者たちは昼食を終え、再び盤面に向かうことでしょう。棋聖戦の熱戦は、この後も続きます。



