幕下・若隆元が引退、若者頭に就任
日本相撲協会は27日、福島市出身の幕下・若隆元(34)=本名・大波渡、学法福島高卒、荒汐部屋所属=ら20人の力士の引退を正式に発表しました。若隆元は今後、幕下以下の力士の指導や土俵の進行を補佐する若者頭を務めることになります。
引退の心境と今後の抱負
引退する若隆元は同日、福島民友新聞社の取材に応じ、「あっという間の相撲人生でした。多くの方々からの励ましのおかげで頑張り続けることができました」と感謝の気持ちを述べました。現役時代を振り返り、「毎日の厳しい稽古も今となっては良い思い出です。一番一番真剣に向き合い、すべてが思い出に残っています。今後は若い力士たちをサポートし、自分のできることを精一杯やっていきたい」と語りました。
「大波3兄弟」としての歩み
若隆元は次弟の若元春、末弟の若隆景とともに「大波3兄弟」として知られ、互いに切磋琢磨してきました。「2人に追いつきたいという気持ちがずっとありました。3人での活躍を楽しみにしていた方も多かったと思います。2人がいなければここまで頑張れなかったと思うほど、存在が大きかったです。だからこそ、若隆景の夏場所優勝は自分のこと以上にうれしかった」と兄弟への思いを語りました。
地元・福島への感謝
地元福島からの応援については、「地元の方々の声援が一番の力になりました。東日本大震災の際には地元に元気を届けたいと思いましたが、逆に自分が励まされたのを覚えています。今後は福島の皆さんに少しでも恩返しができるよう頑張りたい」と決意を新たにしました。



