芝野虎丸棋聖、豪快に大石を仕留めて首位タイに 囲碁名人リーグ
芝野虎丸棋聖、豪快に大石を仕留めて首位タイに

囲碁の第51期名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は14日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われ、芝野虎丸棋聖が村川大介九段に141手で黒番中押し勝ちを収めた。この勝利で芝野はリーグスコアを4勝1敗とし、許家元九段、本木克弥九段と並んで同星首位に立った。

芝野の豪快な棋風が炸裂

穏やかな風貌と静かな所作からは想像もつかないほど、芝野の棋風は豪快そのものだ。先に相手に陣地を与えても頓着せず、黒模様の大風呂敷を広げる。踏み込んできた村川の白石を一直線に取りにいき、模様の中で暴れまわる大石を仕留めてしまった。

多くのプロ棋士は相手の大石を取る際にリスクを避けるが、芝野は違う。彼は徹底的に攻め立て、村川の石を呑み込むようにして捕獲した。この一局は、芝野の力強い棋風が如実に表れたものとなった。

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村川は残留に黄信号

一方、村川は1勝4敗と大きく負け越し、リーグ残留に黄信号が灯った。残りの対局で巻き返しを図る必要がある。村川はこれまで数々のタイトルを獲得してきた実力者だが、今期は苦しい戦いが続いている。

リーグ戦はまだ折り返し地点を過ぎたばかり。芝野、許、本木の3人が首位を争う展開となり、残りの対局も目が離せない。特に芝野はこのまま勢いに乗って挑戦権を獲得できるか、注目が集まる。

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