玉鷲、幕内出場1470回で旭天鵬と並び史上1位に 大相撲春場所で新記録樹立
大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)3日目の10日、西前頭9枚目の玉鷲(41)=本名玉鷲一朗、モンゴル出身、片男波部屋=が幕内1470回出場を達成し、旭天鵬が保持する史上1位記録に並んだ。この日は正代に敗れて初日から3連敗となったものの、2008年秋場所の新入幕から17年半にわたるキャリアで新たな大記録を打ち立てた。
角界の鉄人、着実に記録を更新
元関脇の玉鷲は、激しい突きと押しを武器に幕内在位99場所を数え、史上3位に並ぶ安定した活躍を見せている。2019年初場所では初優勝を果たし、2022年秋場所では年6場所制となった1958年以降最年長となる37歳10カ月での制覇を成し遂げた。さらに、初土俵から1766回連続出場でもトップに立ち、「角界の鉄人」と称されるほどの頑強な体躯と精神力を持ち合わせている。
玉鷲の記録達成は、単に出場回数の多さだけでなく、長年にわたる高いレベルの維持と、怪我やスランプを乗り越えてきた忍耐強さの証でもある。大相撲ファンからは、この偉業に対して大きな称賛の声が寄せられている。
今後の展望と記録更新への期待
玉鷲は現在41歳と高齢ながらも、現役力士として第一線で活躍を続けており、今後も記録を伸ばしていく可能性が十分にある。旭天鵬とのタイ記録を早くも達成したことで、次は単独での史上1位を目指すことになる。春場所残りの取り組みや今後の場所での活躍が、さらなる記録更新への鍵を握っている。
大相撲界において、玉鷲のような長寿かつ安定した成績を残す力士は稀有であり、その存在は若手力士たちにとって大きな目標となっている。今後の活躍に、相撲ファンだけでなくスポーツ界全体からも注目が集まっている。



