競泳日本選手権、村佐達也が男子200m自由形で2連覇 18歳の新星が先輩を抑えアジア大会代表確実に
村佐達也が競泳200m自由形2連覇、18歳でアジア大会代表確実

競泳日本選手権第2日、男子200m自由形で村佐達也が堂々の2連覇

2026年3月20日、競泳の日本選手権第2日が東京アクアティクスセンターで開催されました。この大会は、愛知・名古屋で行われるアジア大会(9~10月)などの代表選考会を兼ねており、注目の男子200メートル自由形では、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した18歳の村佐達也選手(イトマン東京・愛知県刈谷市出身)が1分45秒15の好タイムで優勝を飾りました。

派遣標準記録を突破し、アジア大会代表入りを確実に

村佐選手はこのレースで派遣標準記録を突破し、名古屋アジア大会と8月にアメリカで開催されるパンパシフィック選手権の代表入りを確実なものとしました。昨年に続く2連覇を達成した村佐選手は、かつてこの大会で6連覇を成し遂げた松元克央選手(ミツウロコ)に0秒76の差をつけて直接対決を制しました。

レース後、村佐選手は「自由形を引っ張っていける選手になりたい。一緒に大きな舞台で泳げて幸せだった」と語り、満足感に浸りました。この勝利により、かつては「はるか見上げる存在」だった前日本記録保持者を乗り越え、新たな時代の幕開けを印象づけました。

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前日の疲労をものともせず、ハイペースで日本記録を上回る

前日の400メートル競技の疲労が残る中での決勝でしたが、村佐選手は序盤から果敢に仕掛けました。愛知・中京大中京高等学校に入学当初は長距離スイマーだったとは思えないハイペースで泳ぎ、150メートル地点までは自身の持つ日本記録を上回る速さを見せました。

最後はやや勢いを失ったものの、「コンディションさえ良ければ、1分43秒台も見えてくる」と納得のいく内容でした。昨年はこの種目に出場しなかった29歳の松元選手に一度もトップを譲ることなく、明確な世代交代を示しました。

祖母の死を乗り越え、王者の風格を見せる

大会直前に祖母を亡くしたという悲しみを抱えながらも、調整のため葬儀に参列できなかった村佐選手。それでもストイックに競技と向き合い、見事に名古屋アジア大会の切符をつかみ取りました。

「レベルは高いけど、みんな応援に来てくれると思うのでいいレースがしたい」と語る村佐選手。プールサイドに上がると、大きな声援に手を振って応える姿には、若さの中にも確かな王者の風格が漂っていました。

この勝利は、18歳の新星が日本の競泳界をリードする存在として確固たる地位を築いた瞬間でもあります。今後の活躍が大いに期待される村佐選手の成長に、競泳ファンは熱い視線を送っています。

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