徳島ヴォルティス対高知ユナイテッド、Jリーグ初対決が29日に鳴門で開催
徳島vs高知、Jリーグ初対決が29日鳴門で開催

徳島ヴォルティスと高知ユナイテッド、Jリーグ初対決が29日に鳴門で実現

サッカー「J2・J3百年構想リーグ」西A組において、J2・徳島ヴォルティス(1位)J3・高知ユナイテッドSC(2位)が3月29日、徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムで対戦する。両チームは天皇杯での対戦経験があるものの、Jリーグの公式戦では初めての顔合わせとなる。試合は首位攻防戦として注目を集めており、両チームの特徴や選手・監督の意気込みを詳しく紹介する。

堅守と連携攻撃を武器とする徳島ヴォルティス

徳島ヴォルティスは現在、5勝2敗の成績で西A組の首位をキープしている。昨シーズンに築いた堅固な守備を基盤とし、ボールをつなぎながら相手を崩す攻撃スタイルを磨き上げている。総得点は同組最多の18点、総失点は最少タイの5点と、攻守のバランスが非常に優れていることが特徴だ。

しかし、22日の前節・今治戦では前半に主導権を握られて先制点を許し、1-2で敗北を喫した。このため、高知戦では試合開始からボールを保持し、優位に立つことが重要と見られている。

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特に注目されるのはFWルーカス・バルセロス選手である。スピードと1対1の強さを生かした突破が武器で、開幕戦から7試合連続ゴールを記録する好調ぶりを維持している。バルセロス選手は「試合の入りがうまくいけば、自然とゴールは生まれる」と自信を見せ、DF山田奈央主将も「J3のチームに負けは許されない」と闘志を燃やしている。

徳島ヴォルティスは1955年に創設された大塚製薬サッカー部を前身とし、2005年にJ2に参入。2014年と2021年にはJ1に所属した実績を持つ。昨シーズンはJ2で4位に入り、J1昇格プレーオフに進出したが、決勝で敗れている。

積極的な前進姿勢で健闘する高知ユナイテッド

高知ユナイテッドは5勝2敗(うちPK戦で1勝1敗)の成績で、西A組2位と健闘を続けている。総得点は14点、総失点は8点。チームは積極的な前進姿勢でパスを回し、相手にプレッシャーをかけて得点を重ねてきた。

昨シーズンJ1だったアルビレックス新潟(J2)にPK戦で勝利するなど、格上相手にも結果を残しているが、吉本岳史監督は「もっとできるし、やってもらいたい」と冷静な姿勢を崩さない。「選手と選手が互いを助けられる絶妙な位置取りで、11人が13、14人に見えるような戦い方を目指したい」と語る。

徳島との対戦については、吉本監督は「個の技術、スピードなど我々よりもストロングを持つ選手が多く、簡単ではない戦いになる。個人の力だけでは足りないので『群れ』で戦う」と分析。これまで3得点を挙げているFW新谷聖基選手や、徳島に所属経験のあるFW河田篤秀選手の活躍に注目が集まっている。

高知ユナイテッドは2016年、二つの社会人チームが統合して発足。2020年からJFLに加入し、2024年にJ3参入を決めた。昨シーズンは18位でJ3に残留している。

初対決を控えた両チームの戦略と期待

この試合は、Jリーグ史上初めての徳島ヴォルティス対高知ユナイテッドという組み合わせであり、地域的なライバル対決としても注目される。両チームとも現在好調を維持しており、以下の点が勝敗の鍵となりそうだ。

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  • 徳島の堅守と連携攻撃が高知の積極的な前進姿勢をどう抑えるか
  • 高知の「群れ」での戦い方が徳島の個の力をどう凌駕するか
  • FWルーカス・バルセロス選手とFW新谷聖基選手の得点力対決

試合は29日に鳴門市のポカリスエットスタジアムで開催され、サッカーファンにとっては見逃せない一戦となる。両チームの監督や選手たちの熱い意気込みが、ピッチ上でどのような戦いを生み出すか、期待が高まっている。