サッカーJ2のジュビロ磐田は30日、明治安田J2・J3百年構想リーグの29~32位を決めるプレーオフ(PO)初戦を敵地で栃木Cと戦い、2-2からの延長戦の末、PK戦で敗れた。磐田は6月6日にホームで31~32位を決めるPO最終戦に臨む。
試合の展開
磐田は流れを保てず、相手のオウンゴールで先制した4分後に追いつかれ、後半も勝ち越しながら8分後に同点ゴールを許した。延長戦では互いに1点ずつを奪い、PK戦に持ち込まれたが、及ばなかった。
為田選手の奮闘
今年初の延長戦を戦った磐田でフル出場した為田大貴選手は、相手のパスや動きを予測し、誰よりも先に動き出していた。「前線やボランチの選手がハードワークしてくれているから、相手の体の向き、キックモーションでパスコースが読める」と語る。その集中力はピッチ上で際立っていた。
しかし、左サイド後方を守る守備陣の一人として、3失点を悔やんだ。「守備陣の5人で守り切らないといけないのに、いただけない。各自で反省しないといけない」と振り返った。
守備の課題
90分間での2失点は、得点から間もない時間帯に発生し、自ら流れを相手に渡してしまった。「先制しながら、逆に自分たちが不利になる展開を作ってしまった。ディフェンスの仕事ができていない証拠」と為田選手は自身を責めた。
得点シーンは練習の成果
一方、得点の場面は練習で取り組んできた形だった。先制点は相手を左右に揺さぶり、クロスからオウンゴールを誘発。2点目もクロスから、渡辺りょう選手が「最高のつぶれ役」として先に詰め、スルーで流れたボールを為田選手が枠に叩き込んだ。「見ている人が絶対に決めると思うシュートが一番緊張する。直後はあまり喜べず、ほっとした気持ちが強かった」と無心で奪った磐田加入後初得点を振り返った。それでも守備の苦味が口に残った。



