アビスパ福岡DF辻岡佑真、挫折を乗り越えJ1で存在感 ガンバ大阪戦で2得点の活躍
辻岡佑真、挫折経てJ1で活躍 ガンバ大阪戦で2得点

アビスパ福岡の新戦力・DF辻岡佑真、J1の舞台で成長の軌跡

明るい兆しの裏側には、新戦力の着実な成長があった。サッカーJ1リーグに所属するアビスパ福岡に今季加入したDF辻岡佑真選手(24歳)の存在感が、試合を重ねるごとに増している。3月21日に行われたガンバ大阪戦では、最終ラインの一角としてフル出場を果たし、2得点を挙げる活躍を見せた。この活躍は、チームにとって7試合ぶりの勝利に大きく貢献するものとなった。

飛び級でのJ1挑戦と初期の苦難

辻岡選手は香川県の出身で、大学卒業後の2023年にJ2リーグのいわきFCに加入した。その後、育成型期限付き移籍でJ3テゲバジャーロ宮崎へ移籍し、昨シーズンは同じく期限付き移籍でJ3ギラヴァンツ北九州でプレーを続けた。身長183センチ、体重83キロというがっちりとした体格を活かし、空中戦での競り合いの強さが特徴だ。さらに、高い精度を誇る左足のキックやロングボールも持ち味として知られている。

しかし、飛び級とも言える形でJ1の舞台に飛び込んだ辻岡選手は、早くも厳しい現実に直面した。3月7日の名古屋グランパス戦で初先発を果たしたが、3バックの左のポジションで出場したものの、チームは5失点を喫し、自身も警告を2枚受けて退場に追い込まれた。この試合後、辻岡選手は「こてんぱんにやられた。今までやってきたことは何だったのか」と深く落ち込んだという。

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先輩たちの支えと復活への道のり

そんな挫折の瞬間に、手を差し伸べてくれたのが、DF田代雅也選手(32歳)やDF湯沢聖人選手(32歳)といったJ1での経験豊富な先輩たちだった。特に、J1で通算200試合以上の出場経験を持つDF奈良竜樹主将(32歳)からは、「J3ではやられてなかったところが、J1ではやられてしまうというのを体感したと思うから、自信を失わずやっていけばできる。常に2個、3個先まで守れる予測をすることが大事だ」と励ましの言葉をかけられた。

このアドバイスを胸に、辻岡選手は練習に励み、ガンバ大阪戦で見事な復活を果たした。2得点を挙げる活躍は、チームの勝利に直結し、自身の自信回復にもつながった。現在、彼はJ1の厳しさを学びながら、安定したプレーでチームに貢献し始めている。

アビスパ福岡にとって、辻岡選手の成長は今後の戦力強化の鍵となるだろう。J1での経験を積み重ね、さらなる飛躍が期待される若手選手の一人として、今後も注目が集まりそうだ。

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