FIFAインファンティノ会長、W杯100日前に「世界を一つに」とメッセージ
FIFA会長、W杯100日前に「世界を一つに」とメッセージ

FIFA会長がW杯100日前に「世界の団結」を訴える

2026年3月3日、米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開幕まで、ついに100日を切りました。この節目の日に、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長が公式ビデオメッセージを発表し、大会への期待と意義を力強く語りました。

「感情と情熱で世界を一つに」

インファンティノ会長はメッセージの中で、「現在の世界には、人々を団結させるイベントと機会が緊急に必要とされています」と指摘。その上で、「サッカーが持つ感情と情熱を通じて、W杯は確実に世界を一つにするでしょう」と述べ、大会の社会的役割に大きな期待を寄せました。

会長は、国際情勢について直接言及することは避けましたが、米国とイスラエルによるイラン攻撃の可能性やメキシコ国内の暴動など、世界に広がる不安を背景に、「初出場を果たす国もあれば、世界王者も登場します。しかし、最も重要なことは、世界が一つになることです」と強調。スポーツの持つ超越的な力を信じる姿勢を明確に示しました。

史上最大規模の104試合を開催

2026年大会は、出場チームが従来の32から48に拡大され、史上最大の規模で開催されます。スケジュールは、6月11日の開幕戦から7月19日の決勝戦まで、合計104試合が3カ国にまたがる会場で行われる予定です。この拡大は、より多くの国と地域に夢と興奮をもたらすことを目的としています。

インファンティノ会長のメッセージは、単なる大会前の儀礼的な挨拶を超え、紛争や対立が絶えない現代社会において、スポーツが果たし得る平和と結束の象徴としての役割を改めて世界に問いかける内容となりました。W杯までの残り100日間、サッカーファンだけでなく、国際社会全体がこの「世界を一つにする」というビジョンに注目することでしょう。