柏レイソル、開幕から泥沼の3連敗 守備の立て直しが緊急課題に
サッカーJ1の柏レイソルは2026年2月21日、茨城県鹿嶋市のメルカリスタジアムで鹿島アントラーズと対戦し、0-2で敗れた。この結果、開幕から3連敗を喫し、チームは深刻なスランプに陥っている。記者の平野梓が伝える。
宿敵との対決でPK失敗、流れを掴めず
この試合は、前シーズンに最終戦まで優勝を争った宿敵との一戦。柏レイソルのエース、細谷真大選手(24)は出身地である茨城県での試合に「自然と気持ちは上がる」と意気込み、「悪い流れを断ち切るには、これ以上ない相手」と闘志を燃やしていた。
前半、柏はサイドからの攻撃でボールを動かし、相手を揺さぶるサッカーを展開。25分にはゴール前でファウルを誘発し、PKを獲得した。キッカーは細谷選手だったが、相手サポーターの赤で染まったスタンドを前に、緩く浮き上がるシュートを選択。しかし、相手ゴールキーパーは完全に読んでおり、両手でキャッチされ、先制のチャンスを生かせなかった。
セットプレーからの失点が続き、守備に課題
その後、流れは徐々に鹿島に傾き、36分にフリーキックから失点。後半には小見洋太選手(23)と久保藤次郎選手(26)という縦への推進力のある2人を両翼に投入し、劣勢を打開しようとしたが、8分にコーナーキックから決定的な追加点を許した。
柏レイソルは開幕からけが人や体調不良者が続出し、ベストな編成が組めていない状況だ。それでも、ボール保持率やシュート本数では勝る試合を続けており、チャンスは数多く作り出している。しかし、決めきれないことに加え、前シーズンからの課題であるセットプレーからの失点が多く、守備の立て直しが急務となっている。
ロドリゲス監督、プレー内容には悲観せず
リカルド・ロドリゲス監督は試合後、「プレー内容は悲観するものではない。負けるに値しない数値も出ている」と分析した。前シーズン2位のチームが迎える2年目、厳しいマークの中からはい上がるしかないと強調した。
柏レイソルは現在、泥沼の3連敗から抜け出すため、守備の強化とチャンスの決定力向上が求められている。今後の試合で立て直しを図れるか、ファンの注目が集まる。



