レスリングの明治杯全日本選抜選手権第3日は23日、今秋の愛知・名古屋アジア大会と世界選手権(カザフスタン)の代表選考会を兼ねて東京・駒沢体育館で行われ、女子76キロ級でパリ五輪金メダルの鏡優翔(サントリー)、68キロ級の石井亜海(クリナップ)が決勝、プレーオフ(PO)と続けて制し、両大会の代表権を手にした。
女子53キロ級の清岡もえ(ALSOK)、男子フリースタイル86キロ級の石黒隼士(自衛隊)も代表権を獲得。女子57キロ級の藤波朱理(レスタ―)は2試合に勝ち、連勝を152に伸ばして24日の決勝へ進んだ。
50キロ級の須崎優衣(キッツ)、62キロ級の準決勝でパリ五輪女王の元木咲良(育英大助手)を破った尾崎野乃香、男子でフリー65キロ級の清岡幸大郎(カクシングループ)、グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚(マルハン北日本)も決勝に進出した。
本大会はアジア大会と世界選手権の代表選考を兼ねており、各階級の優勝者やプレーオフ勝者が代表の座を射止める。鏡優翔はパリ五輪に続き、国際舞台での活躍が期待される。石井亜海は安定した実力で代表権を確保。清岡もえは若手ながらも確かな技術を披露した。
男子では石黒隼士がフリースタイル86キロ級で代表に。一方、藤波朱理は連勝記録を更新中で、24日の決勝でも注目を集める。須崎優衣や尾崎野乃香も決勝進出を決め、激戦が予想される。
今大会の結果を受け、各選手は今秋のアジア大会と世界選手権に向けて調整を進める。日本レスリング界の層の厚さを示す選考結果となった。



