小須田潤太、表彰台逃すも仲間の銀メダルに「圧倒的にうれしい」とリーダーシップ発揮
小須田潤太、メダル逃すも仲間の銀に「圧倒的にうれしい」

小須田潤太、メダル逃すも仲間の銀に「圧倒的にうれしい」とリーダーシップを発揮

【コルティナダンペッツォ(イタリア)=読売取材団】ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックは第8日の3月13日、スノーボード男子バンクドスラロームの下肢障害LL1決勝で、小栗大地(SCSK)が銀メダルに輝いた。このメダルは、日本勢の冬季パラリンピック通算で100個目という記念すべき達成となった。一方、小須田潤太(オープンハウス)は5位に終わり、表彰台を逃す結果となった。

気迫の滑りも実らず、小須田は5位に

小須田潤太は、今大会で日本選手団の旗手を務めるなど、チームを引っ張る立場にあった。自身二度目の冬季パラリンピック出場となるこの日、1回目に4位のタイムを記録し、2回目で逆転を狙った。気迫のこもった攻めの滑りでタイムを縮めたものの、順位は5位に留まり、悔しさを残す形となった。

前日のスノーボードクロスで4位だった小須田は、その際に「すいませんでした」と謝罪し、メダルを目指して唯一決勝に進みながらも逃した責任を感じていた。しかし、戦いの締めくくりでは、仲間の活躍を心から喜ぶ姿を見せた。

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仲間のメダルに喜び、リーダーとしての姿勢を示す

スノーボードクロスの翌日には、小須田は仲間と共に車いすカーリングが行われている会場に駆け付け、日本代表選手に「ニッポン」コールを送るなど、チーム全体を応援する姿勢を貫いた。2種目でメダルを逃したことについて、小須田は「悔しさももちろんあるけど、(小栗)大地さんがメダルを取ってくれたことが圧倒的にうれしい」と語り、自身の結果よりも仲間の成功を優先するリーダーらしい発言を残した。

この言葉は、パラリンピックの精神である連帯と協力を象徴するものとして、多くの観客やファンに感動を与えた。小須田の行動は、競技の勝敗を超えたスポーツマンシップの大切さを改めて思い起こさせるものとなった。

女子バンクドスラロームでも日本選手が健闘

同日に行われた女子バンクドスラロームの下肢障害LL2決勝では、坂下恵里(三菱オートリース)が7位に入り、日本勢の健闘を印象付けた。これらの結果は、日本パラリンピックチームの底力と今後の成長への期待を高めるものとなっている。

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックは、選手たちの熱い戦いと感動的な瞬間で彩られており、小須田潤太のリーダーシップとチームスピリットは、その中でも特に光るエピソードとして記憶に残ることだろう。

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