「従業員足りない」に疑問、移民政策反対の40代会社員が市長選挑戦
移民政策反対の会社員、市長選に挑む

「従業員足りない」に疑問、移民政策反対の40代会社員が市長選挑戦

外国人住民の割合が全国平均を大きく上回る愛知県西尾市で、昨年6月の市長選に「移民政策に反対」を訴える候補者が立候補した。自動車部品メーカーで働く安達祐氏(49)だ。

告示日の8日午前、名鉄西尾駅前の広場にエレキギターやベース、ドラムの音が響き渡った。作務衣に白いたすきをかけた安達氏は、医療行政やまちづくりへの主張を盛り込んだ自作の曲を披露。演奏の合間には「政府が進める移民政策に反対します」と声を上げた。

静岡県掛川市生まれの安達氏は、愛知県豊橋市の小中学校、同県刈谷市の高校を卒業後、西尾市に移住。10代の頃から趣味のバンド活動に打ち込んできたという。現職・中村健氏(47)との一騎打ちとなった市長選では、「自分で考えて選挙に行こう」と書かれたのぼり旗を立て、エレキギターで自作曲を披露するなど一風変わった選挙運動を展開。3選を果たした中村氏には大きく及ばなかったものの、得票率は1割を超えた。

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政治に関心を持ったきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大だ。「他人をばい菌扱いする風潮」が広まり、予定されていたライブも中止になった。インターネットなどで情報を集めるうちに、政府の政策や現状に疑問を抱くようになった。町を歩けば目に入る、外国人が働くカレー店やコンビニの多さもその理由の一つだ。

足元では多くの中小企業が人手不足に悩み、飲食店も外国人労働者に頼らざるを得ない現状がある。しかし、安達氏は「店を増やして『従業員足りないです』って。そんなに必要ですか」と問いかけ、こう持論を展開した。「僕は(外国人による)武器を使わない乗っ取り戦争が起きていると思っています。受け入れ人数の上限は必要です」

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