ミラノ五輪でロシア勢が激減、ウクライナは選手増加を成果と胸張る
2026年ミラノ・コルティナオリンピックにおいて、ロシア勢の出場選手数はわずか13人に留まり、4年前の200人以上から大幅に減少し、その存在感が薄まった。一方、ウクライナはメダル獲得には至らなかったものの、前回大会を上回る46人の選手を送り出し、ウクライナ・オリンピック委員会のフトツァイト会長が「成果」だと強調した。
ロシア勢の出場制限と中立選手としての参加
ロシア勢は個人資格の中立選手(AIN)としてのみ出場を認められ、強豪を擁するアイスホッケーなどの団体競技への参加は認められなかった。さらに、ウクライナ侵攻を積極的に支持する選手は排除されたため、選手数とメダル獲得数の両方で大幅な減少を余儀なくされた。
メダルが期待されたフィギュアスケート女子のペトロシャン選手は6位に終わった。国際大会の経験不足にもかかわらず「奮闘した」との評価もあったが、ロシアメディアの記者は経験不足や重圧が影響したとの見方を示した。
ウクライナ選手団の増加と侵攻下での努力
ウクライナ選手団は、侵攻開始直前に行われた北京大会の45人を上回る46人を派遣した。約800のスポーツ施設がロシアの攻撃で破壊されたとされる中、フトツァイト会長は取材に対し、「施設が破壊され、練習が中断しても、われわれはチームを失うどころか一歩前進した」と述べ、選手増加に胸を張った。
この状況は、ウクライナが困難な状況下でもスポーツ活動を継続し、選手育成に力を入れていることを示している。ウクライナ勢はメダル獲得には至らなかったものの、選手数の増加は将来への希望を感じさせるものとなった。



