米国アイスホッケー、46年ぶりの金メダルで宿敵カナダに雪辱
ミラノ・コルティナオリンピックは2月22日、アイスホッケー男子決勝が行われ、米国がカナダを延長戦の末に2-1で破り、1980年レークプラシッド大会以来、実に46年ぶりとなる3度目の優勝を達成した。この勝利により、米国は女子チームも優勝しており、初のアベック優勝という歴史的快挙を成し遂げた。
延長戦の劇的な決着
試合は第1ピリオドで米国が先制するも、第2ピリオドにカナダが追いつき、第3ピリオド終了時点で1-1の同点。サドンデス方式の延長戦に突入し、開始早々の1分過ぎ、NHLのデビルズに所属するFWジャック・ヒューズが決勝点を決めた。このゴールは、カナダのスターFWコナー・マクデービッドの猛攻をしのいだ後のカウンター攻撃から生まれたもので、米国に46年ぶりの金メダルをもたらした。
守備力重視の戦略が功を奏す
約1年前、ボストンで行われた国際大会の決勝でも同じカナダとの対戦で延長負けを喫していた米国は、守備力と機動力に優れた選手を集める戦略を採用。ビル・ゲリンGMは「技術、防御、万能ぶり、機動力を兼ね備えた素晴らしい選手たちだ」と語り、この狙いが決勝で見事に的中した。NHL選手が五輪に集結したのは2014年ソチ大会以来で、最高峰の戦いが繰り広げられた。
選手たちの喜びと誇り
決勝点を決めたジャック・ヒューズは、「アメリカ人であることを誇りに思う。いまだに信じられない勝利だ」と夢見心地で語り、チームの結束と努力を称えた。この勝利で、米国は宿敵カナダへの雪辱を果たし、冬季オリンピックの頂点に立った。



