冬季五輪で日本勢が過去最多24個のメダルを獲得、金メダル5個で歴史的活躍を写真で振り返る
2026年2月22日、イタリア北部で開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックが閉幕を迎えました。この大会は約2万2千平方キロメートルの広域に四つの会場群が分散する「広域開催」として実施され、日本勢は冬季五輪史上最多となる24個のメダルを獲得しました。金メダルは5個で、1998年長野大会と並ぶ冬季五輪の最多記録を更新し、選手たちの輝かしい活躍が光りました。以下、日本勢のメダルラッシュを写真とともに詳しく振り返ります。
スキージャンプとスノーボードで早くもメダル獲得
大会第2日の2月7日、スキージャンプ女子個人ノーマルヒルで丸山希選手が銅メダルを獲得し、今大会の日本勢第1号メダルとなりました。丸山選手は亡き母の言葉を胸に飛躍を果たし、表彰台に笑顔を見せました。
続いて、スノーボード男子ビッグエアでは木村葵来選手が金メダル、木俣椋真選手が銀メダルを獲得しました。この種目で日本の五輪メダルは初めてであり、日本勢が頂点に立つのは男女を通じて初の快挙となりました。決勝では漆黒の夜空の下、12人の選手が競演する壮観な光景が展開されました。
フィギュアスケート団体で銀メダル、個人種目でも活躍
第3日の2月8日、フィギュアスケート団体で日本は前回の北京大会に続く銀メダルを獲得しました。チームには吉田唄菜、三浦璃来、坂本花織、森田真沙也、木原龍一、佐藤駿、鍵山優真の選手たちが参加し、団結力を発揮しました。
さらに、スノーボード女子ビッグエアでは村瀬心椛選手が金メダルを獲得し、前回大会の銅メダルから表彰台の頂点へ駆け上がりました。村瀬選手は「フロントサイドトリプルコーク1440」という大技を決め、4年前の重圧を乗り越えての勝利を飾りました。
スキージャンプとスピードスケートで続くメダル獲得
スキージャンプ男子個人ノーマルヒルでは二階堂蓮選手が銅メダルを獲得し、スイスの選手と同点の3位となりました。二階堂選手は「やんちゃ」な性格を改め、社長室で頭を下げた日から努力を重ねてメダルを手にしました。
スピードスケート女子1000メートルでは高木美帆選手が3大会連続の表彰台となる銅メダルに輝きました。高木選手はその後も活躍を続け、大会を通じて日本女子最多となる通算10個目のメダルを獲得するなど、歴史的な記録を残しました。
混合団体やハーフパイプでもメダルラッシュ
第5日の2月10日、スキージャンプ混合団体で日本が銅メダルを獲得しました。丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮の4人で臨み、この種目で日本初のメダルとなりました。高梨沙羅選手は4年前の雪辱を果たし、違う涙を流しました。
スノーボード女子ハーフパイプでは小野光希選手が銅メダルを獲得し、日本勢として前回の北京五輪に続く表彰台となりました。小野選手は高所恐怖症を克服し、大学で理論を学んで飛躍を遂げました。
男子ハーフパイプとフィギュア男子で銀・銅メダル
第8日の2月13日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝では戸塚優斗選手が金メダル、山田琉聖選手が銅メダルを獲得しました。戸塚選手は「感覚頼みになっていないか?」という問いに答え、進化を遂げた演技を披露しました。連覇を目指した平野歩夢選手は7位でしたが、晴れやかな表情を見せました。
フィギュアスケート男子では鍵山優真選手が2大会連続の銀メダル、佐藤駿選手が銅メダルを獲得しました。鍵山選手は父がくれた再会の桜と星空に励まされ、佐藤駿選手は恩師との出会いに感謝を述べました。
スキージャンプとモーグルでさらなるメダル獲得
第9日の2月14日、スキージャンプ男子個人ラージヒルで二階堂蓮選手が銀メダルを獲得し、今大会3個目のメダルとなりました。個人ノーマルヒルと混合団体の銅に続く活躍で、日本勢の勢いを印象付けました。
フリースタイル男子のデュアルモーグルでは堀島行真選手が銀メダルに輝き、前回北京大会のモーグル銅メダルと合わせ通算3個は日本モーグル勢最多となりました。堀島選手はメダリストであり父として、ノルウェー暮らしでの気づきを語りました。
フィギュアペアで金メダル、スロープスタイルでも活躍
第11日の2月16日、フィギュアスケートペアで「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組がフリーで世界歴代最高得点をマークし、逆転で金メダルを獲得しました。このペアは「龍一、靴を履いてくれ」というエピソードから結成され、雷が落ちた日を経て強固な絆を築きました。
スノーボードのスロープスタイル女子では深田茉莉選手が金メダル、村瀬心椛選手が銅メダルを獲得し、男子では長谷川帝勝選手が銀メダルを手にしました。日本勢はこの種目で初のメダルとなり、正確さを極めたレールの滑りが光りました。
フィギュア女子で銀・銅メダル、通算メダル数100個に到達
第14日の2月19日、フィギュアスケート女子フリーで坂本花織選手が銀メダル、中井亜美選手が銅メダルを獲得しました。五輪のフィギュアスケート女子で複数の日本選手が表彰台に上がったのは初めてであり、これで日本勢の冬季五輪での通算メダル数が100個に到達しました。坂本選手は最終章を手紙とともに舞い、中井選手は熱戦を繰り広げました。
このように、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは日本勢が多彩な種目でメダルを獲得し、冬季五輪史上最多の24個という記録を樹立しました。選手たちの努力と情熱が実を結び、スポーツ界に新たな歴史を刻みました。



