深谷市出身の村岡桃佳選手が冬季パラリンピックで銀メダルを獲得、通算11個で日本最多記録に
冬季パラリンピックのアルペンスキー女子大回転(座位)が12日に開催され、埼玉県深谷市出身の村岡桃佳選手(29)が見事に銀メダルを獲得しました。このメダルは今大会におけるスーパー大回転に続く2個目の銀メダルであり、冬季パラリンピックでの通算獲得メダル数が11個となり、日本選手として単独最多記録を達成する快挙となりました。
市民が集結したパブリックビューイングで歓声が響き渡る
深谷市役所で行われたパブリックビューイングには、市民ら50人以上が集まり、村岡選手の活躍を見守りました。メダル獲得が決まった瞬間、会場にはスティックバルーンをたたく音と大きな歓声が響き渡り、喜びに包まれました。小島進市長は「これで深谷も日本も元気になる」とコメントし、村岡選手の快挙を称えました。
昨年の骨折を乗り越え、高い技術と精神力で勝利を掴む
村岡選手は昨年11月に左鎖骨を骨折し、十分な練習ができない状態で大会に臨みました。深谷市スキー連盟の高野正沖会長(69)は「体調が万全でないにもかかわらず、高い技術と強い精神力を発揮してくれた。この活躍がスキー人気につながってほしい」と期待を込めました。
高校時代の恩師が語る、目標に向けた努力と軌道修正能力
村岡選手がかつて在籍した正智深谷高校で担任を務めた稲葉茂文教諭(49)によると、彼女は定期テストなどで明確な目標を定め、やるべきことを決めて努力していたといいます。故障を乗り越えての活躍について、稲葉教諭は「目標に向けて、軌道修正していく能力の高さを示してくれた」と評価し、「一つのことにひたむきに打ち込む村岡選手の強さや生きざまを、後輩たちにも伝える機会を持ちたい」と語りました。
所沢市出身の本堂杏実選手も10位入賞
同じくアルペンスキー女子大回転(立位)には、埼玉県所沢市出身の本堂杏実選手(29)が出場し、10位に入賞しました。両選手の活躍が、埼玉県全体に元気と希望をもたらしています。



