阿部一二三が柔道GSタシケント優勝から帰国「良いスタート切れた」と充実感
柔道男子66キロ級でオリンピック2連覇を達成している阿部一二三選手(パーク24)が、3月2日にグランドスラム(GS)タシケント大会から成田空港に帰国しました。今年の初戦となる同大会で優勝を果たした阿部選手は、取材に応じる中で充実感をにじませ、「良いスタートを切ることができました。66キロ級は阿部一二三しかいないと、世界にもしっかりアピールできたと思います」と語り、自信に満ちた表情を見せました。
決勝戦で「自分らしさ」を発揮
決勝戦では、21歳の若手選手である服部辰成選手(東海大学)と対戦。阿部選手は、体に染みついていると評される豪快な投げ技を決めて一本勝ちを収めました。この試合について、「自分らしさを十分に出せた」と満足げにうなずき、従来の強さを遺憾なく発揮したことを強調しました。
昨年6月の世界選手権では、準々決勝で思わぬ敗戦を喫し、3位に終わったものの、12月のGS東京大会に続き、今大会でも安定したパフォーマンスを示しました。この連続優勝により、昨年の悔しさを払拭する形で、世界ランキングの頂点に返り咲いた格好です。
「まだまだ強くなれる」と貪欲な姿勢
現在28歳を迎え、66キロ級の第一人者として君臨する阿部選手は、今後の目標についても熱く語りました。「まだまだ強くなれると確信しています。成長を続けなければ、目指しているオリンピックでの3連覇、さらには4連覇も不可能ですから」と述べ、貪欲な姿勢を崩さないことを明らかにしました。
この発言は、単なる現状維持ではなく、さらなる高みを目指すアスリートとしての覚悟を感じさせます。柔道界における彼の存在感は、今後ますます大きくなることが予想されます。
グランドスラムタシケント大会での優勝は、2026年パリオリンピックに向けた重要な一歩となりました。阿部選手の今後の活躍に、国内外の柔道ファンから大きな期待が寄せられています。



