フィギュアスケートの坂本花織(シスメックス)が13日、神戸市内で引退会見に臨みました。日本勢最多となる4度の世界選手権優勝、全日本選手権5連覇を達成した「女王」の軌跡を、写真で振り返ります。
ジュニア時代から活躍
坂本は2000年生まれの兵庫県出身。ジュニア時代から全日本ジュニア選手権優勝やジュニアグランプリ(GP)ファイナルでの銅メダル獲得など、着実に実績を積み重ねました。2016年10月29日に行われた西日本選手権では優勝。その後の全日本ジュニア選手権では、抽選後に記念撮影をする姿も見られました。同年のGPファイナルジュニア女子SPでは、演技を終えて笑顔で得点を待つ坂本と中野園子コーチの姿が印象的です。
シニアデビュー、平昌五輪で6位入賞
シニアデビューした2017年には全日本選手権2位となり、平昌五輪代表に選出。本番では6位入賞を果たしました。同年のGPシリーズロシア杯では女子5位。2018年の平昌五輪女子フリーでは、力強い演技を見せました。
北京で銅、ミラノでは銀
大きなジャンプとスピード感あふれるスケーティングで、GOE(出来栄え点)や演技構成点で高得点を積み重ねるスタイル。2022年の北京五輪では銅、2026年のミラノ・コルティナ五輪では銀メダルを獲得。現役最後の大会となった26年大会を含め、世界選手権では日本勢最多の4度の優勝を達成しました。北京五輪のエキシビションでの演技や、2023年全日本選手権で自身の点数に驚く姿、ミラノ五輪でのフリー演技と銀メダル獲得後の笑顔が記憶に残ります。
ムードメーカーな一面も
「お笑いキャラと呼ばれている」と自認する坂本は、ムードメーカーとしても活躍。国際大会後にはスマートフォンで各国選手と集合写真を撮るのが恒例でした。ミラノ五輪の選手村では、報道陣のリクエストに応じてジャンプを披露。2024年の全日本選手権記者会見ではかぶり物でポーズを決め、2025年の国別対抗戦エキシビションでは記念写真に収まるなど、リンク外でも明るいキャラクターで周囲を楽しませました。また、2026年5月2日には阪神―巨人戦で始球式を務めるなど、多彩な一面も見せました。
今後は指導者の道へ
引退後は、中野園子コーチの下で指導者としての道を歩む予定です。GPシリーズファイナルやミラノ五輪で中野コーチに送り出される姿が、その絆を物語っています。坂本花織の新たな挑戦に、引き続き注目が集まります。



