フィギュアスケート女子で活躍し、2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で銀メダルを獲得した坂本花織(26)=シスメックス=が13日、出身地の神戸市内のホテルで引退会見を行った。今季限りでの現役引退を表明しており、会見では競技人生を振り返り、感謝の言葉を述べた。
輝かしい競技歴
坂本は4歳でスケートを始め、中野園子コーチ(73)に師事。スピード感あふれる滑りと豊かな表現力で世界のトップ選手と渡り合った。フィギュアスケート女子で日本史上初めて冬季五輪3大会に出場し、個人と団体を合わせて計4個のメダルを獲得。これは日本女子フィギュア最多記録である。
世界選手権での有終の美
現役最後の大会となった3月の世界選手権(プラハ)では、浅田真央を上回る日本勢最多となる4度目の優勝を果たし、有終の美を飾った。明るい性格で多くのファンに愛された坂本は、日本のフィギュアスケート界を牽引する存在だった。
今後の活動
引退後は、アイスショーへの出演や、練習拠点としていた神戸市内のクラブなどで後進の育成に励む方針。坂本は「スケートを通じて得た経験を次世代に伝えていきたい」と語った。



