アルバルク東京、横浜BCに痛恨の敗戦 守備の乱れが響く
Bリーグ1部(B1)に所属するアルバルク東京は、4月15日に横浜市の横浜BUNTAIで行われた試合で、横浜ビー・コルセアーズに83-85で敗北を喫した。この試合では、守備の強度不足から相手に流れを渡し、第4クオーターに小酒部泰暉を中心とした反撃が実を結ばなかった。
小酒部泰暉の奮闘も及ばず
第4クオーター残り17秒、小酒部は逆転を信じて敵陣へと切り込み、ジャンプシュートを沈めて雄たけびをあげた。シュート中にファウルを受け、フリースローも成功させて2点差まで追い上げたが、それ以上の得点は叶わなかった。小酒部は第4クオーター中盤から司令塔を託され、冷静なパスワークでマーカス・フォスターの連続得点をアシストするなど活躍を見せた。
しかし、小酒部は試合後、「オフェンスのメンタリティーになっちゃったら、勝てない」と厳しい表情で語った。守備の強度を高めることが自身の役割だと痛感しており、「典型的なアルバルクの悪い試合だった」と悔しさをにじませた。
横浜BCの安藤誓哉が22得点で活躍
横浜BCは第1クオーターに日本代表の安藤誓哉が3点シュートを決めて先制し、その勢いを維持した。安藤はこの日両チーム最多の22得点をマークし、ガード陣の素早いパス回しと合わせてA東京の守備を翻弄した。A東京は第1クオーターを21-28で終え、第3クオーター終了時点では点差が14点に広がる苦しい展開となった。
小酒部は「止められないから、いいオフェンスでやり返そうとしている。でもいいディフェンスができないから、(相手に)走られ、決められ、下を向く。悪循環だ」と分析し、守備の課題を浮き彫りにした。
チームの課題とCS進出への決意
A東京は開幕から負傷者が続出し、フルメンバーが揃ったのは4月に入ってからだった。過密日程のため連係を深める練習時間が確保できず、3月中旬からの連敗で問題となっていたコミュニケーション不足は改善傾向にあるものの、攻守で細かな連係ミスが目立った。
大倉颯太も「流れに乗っていれば、積極的に攻めていい。守備を攻撃で挽回しようとすると、いい攻撃はできない。ここ何試合か、そんな意識で相手の速さに付き合ってしまった」と表情を曇らせた。
小酒部は「バスケは一人じゃできない。それなら、全員がディフェンスメンタリティーで、入りから一つになる。それしかない」と強調し、チャンピオンシップ(CS)進出に向けてチーム一丸となる必要性を訴えた。現在、A東京はCS進出圏内をギリギリで保っているが、順位が一つ下のレバンガ北海道とのゲーム差は2に縮められており、ホーム開催権奪取も目指す中で早期の課題克服が求められている。



