徳島ガンバロウズ、Bワン本入会へ平均入場者数500人増が課題 B3首位キープで優勝目指す
徳島ガンバロウズ、Bワン本入会へ入場者増が課題 B3首位で優勝目指す

徳島ガンバロウズ、Bワン本入会へ平均入場者数500人増が課題

男子バスケットボールB3リーグに所属する徳島ガンバロウズは、今秋に再編される新たなリーグ制度において、2部相当の「Bワン」への本入会を目指している。現状は仮入会の状態であり、継続的な参戦が認められる本入会には、1試合の平均入場者数を昨シーズンより約500人増やし、2000人以上に引き上げる必要がある。チームは現在、B3で首位をキープしており、優勝を目指して奮闘中だ。

Bリーグ再編と本入会の要件

Bリーグは来シーズン、最上位カテゴリーに「Bプレミア」を新設し、2部相当を「Bワン」、3部相当を「Bネクスト」に再編する予定だ。また、競技成績のみによる昇降格を廃止し、入場者数や売上高などの条件を総合的に判断する方針を打ち出している。

Bワンへの参入要件としては、平均入場者数2000人以上、年間売上高4億円以上などが設定されている。ガンバロウズは参入2年目の昨シーズンに黒字化を達成し、売上高は約4億4000万円を記録。スポンサー企業や団体も、1年目の約50から2年目には約130に増加し、着実な成長を見せている。

観客動員増への取り組み

しかし、昨シーズンの平均入場者数は1558人で、仮入会の要件である1500人は達成したものの、本入会の2000人以上には届かなかった。チームを運営する「がんばろう徳島」の臼木郁登社長は、「大きな会場でさらに観客動員数を確保したい」と意気込みを語る。

鍵となるのは、収容人数が多いアスティとくしま(徳島市)の使用回数だ。今シーズンの開幕2連戦では連日3100人超が入場したが、チームがとくぎんトモニアリーナ那賀(那賀町)やうだつアリーナ(美馬市)を使用する場合、収容可能人数は1500人を下回るため、アスティでの試合開催が観客増に不可欠となっている。

地域連携とチームの展望

入場者増には、地域との連携も欠かせない。ホームタウンの徳島市に加え、連携協定を結ぶ那賀町、小松島市、松茂町に在住・在学する小中高校生を公式戦に無料招待するなど、積極的な取り組みを実施している。保育園や小学校での交流イベントも行い、地域ファンの拡大を図っている。

臼木社長は、「Bワンでは現B2のチームとも戦うことになり、さらに面白い試合を見せることができる。B3優勝や新リーグでの活躍で県外からの注目も集めるチームを目指したい」と語り、チームの将来像に期待を寄せている。

チームの歴史と今シーズンの戦い

ガンバロウズは県内初のプロバスケチームとして、2023-24シーズンからB3に参入し、プレーオフ準決勝まで進んだが、B2昇格を逃した。昨シーズンは9位でプレーオフ進出を果たせなかった。

今シーズンは、昨シーズンにB3・岐阜スゥープスで指揮を執った小林康法ヘッドコーチを起用し、ハンター・コート主将ら岐阜勢が新たに加入。強度の高い守備と精度の高い3点シュートで勝利を積み上げてきた。

小林ヘッドコーチは「首位に満足しないメンタリティーを大事に、引き続き目の前の試合や練習を積み上げていく」と話し、コート主将は「優勝を目指して練習でも試合でも成長し、さらに前に進んでいきたい」と意気込んでいる。チームは現在28勝7敗で15チーム中首位を維持し、今シーズンは昇格がないものの、プレーオフを含めて試合は5月まで続く。