アルバルク東京・バランスキー主将、江東区長に天皇杯優勝報告「チームの結束で勝ち切れた」
アルバルク東京、天皇杯優勝を江東区長に報告「結束で勝ち切れた」

アルバルク東京、天皇杯優勝を江東区長に報告 バランスキー主将「チームの結束で勝ち切れた」

Bリーグ1部(B1)アルバルク東京(A東京)のザック・バランスキー主将らが2月26日、ホームタウンである江東区の大久保朋果区長を表敬訪問し、第101回天皇杯全日本選手権での優勝を報告した。負傷者が相次ぎ、わずか9人の選手で戦い抜き、14大会ぶり3度目の栄冠を手にした歴史的な勝利となった。

移転初年度の緊急事態を乗り越え

江東区へのホーム移転初年度となる2025年ー2026年シーズン、A東京は一度もフルメンバーでリーグ戦を戦えない「緊急事態」に直面していた。それでも天皇杯に挑み、チーム全体が結束して困難を乗り越えた。

バランスキー主将は報告の場で、「全員がステップアップし、いない選手の穴を埋めるというチームの心構えが生きた。成長を実感できて、めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みで語った。負傷者を言い訳にせず、互いを信じて戦い抜いたチームの姿勢が勝利につながったと強調した。

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劇的な勝利の瞬間とチームの絆

天皇杯準々決勝の群馬クレインサンダーズ戦では、残り0.3秒でテーブス海選手が劇的な同点弾を放ち、延長戦に持ち込んだ。バランスキー主将は「決めたのはテーブスだけど、直前に福沢晃平選手がこぼれ球を拾ってつないだ。一人一人の思いがつながった瞬間だった」と振り返る。

さらに延長戦では、5ファウルで退場したバランスキー主将に代わり、最年長41歳の菊地祥平選手がこぼれ球をテーブス選手につなぎ、試合を決めた。この瞬間、バランスキー主将は「行ける(優勝できる)」と確信したという。チーム全体で困難を分かち合い、勝利を掴み取った姿が印象的だった。

大久保区長「区のチームとして感じてくれているはず」

表敬を受けた大久保朋果区長は「苦しい状況での優勝、本当におめでとうございます」とねぎらいの言葉をかけた。移転初年度、当初は「すごい人たちが来てくれた」という印象だったが、負傷者を言い訳にせず戦うA東京の姿に、区民も「一緒に頑張る、区のチームだと感じてくれているはずだ」と語った。

来季からはB1サンロッカーズ渋谷も江東区にホームタウンを移転し、同区青海のトヨタアリーナ東京(TAT)をA東京と共同利用する。区はバスケットボールの盛り上げに向け、2026年度当初予算案に小中学生を対象としたトップ選手による体験会開催に関する事業費を盛り込んだ。

今後の展望と地域への貢献

バランスキー主将は「バスケが盛り上がる場所になってほしい。近い将来、TATでアルバルクとサンロッカーズのプレーオフができれば」と、プレーを通じた地域貢献に意欲を見せた。A東京は現在、B1東地区2位でプレーオフ、チャンピオンシップ進出圏内に位置しており、今季の好調を維持している。

強豪との対決が続くシーズン終盤に向け、バランスキー主将は「互いを信じて、勝ち進んだ先で天皇杯のような素晴らしい景色が見たい」と意気込みを語った。チームは優勝記念Tシャツを大久保区長に贈呈し、地域との絆を深める一幕もあった。

江東区への移転初年度に天皇杯優勝という輝かしい成果を挙げたアルバルク東京。チームの結束と地域との連携が、今後のさらなる飛躍の礎となることが期待される。

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