U-170女子バレー大会が注目集める 身長制限で「諦めていた人も続けられる」機会創出
U-170女子バレー大会 身長制限で新たな競技機会創出

U-170女子バレー大会が全国的に注目 身長制限で新たな競技機会創出

鳥取県日南町で昨秋に初開催された「U-170女子バレーボール大会」が、全国的に注目を集めています。この大会は、出場選手の身長を170cm未満に制限した画期的な試みで、身長のハンディキャップで競技を諦めていた選手たちに新たな活躍の場を提供しています。

大会の特徴とルール設定

大会は6人制で、コートの広さや基本的なルールは一般のバレーボールと同じです。しかし、大きな特徴は出場選手の身長制限にあります。リベロを除く選手は原則として身長170cm未満という条件が設けられており、ネットの高さも女子一般の2.24mではなく、中学生と同じ2.15mに設定されています。

この9cm低いネット設定により、身長が低い選手でもスパイクやブロックがしやすくなり、個人のテクニックがより引き立つ試合展開が期待されています。通常の大会では身長の高い選手が有利になりがちなバレーボールにおいて、この大会は技術や戦術を重視した競技環境を実現しています。

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発案者の思いと大会の拡大

大会を発案したのは、日南町の「にちなんスポーツクラブ」職員の藤井健さん(35歳)です。自身も身長168cmでリベロを務めた元選手である藤井さんは、「身長で諦めてしまうような人も、生涯続けられる機会を」という思いからこの大会を企画しました。

大会は昨年11月に第1回が日南町で開催され、8チームが参加。今年2月には広島県東広島市で第2回大会が開かれ、先月には第3回大会が開催されました。さらに、6月には松江市、10月には再び日南町での開催も決定しており、大会の拡大が続いています。

全国からの関心高まる

このユニークな大会コンセプトは、県外からも大きな関心を集めています。視察や主催者への問い合わせが相次いでおり、新たなバレーボールの楽しみ方として注目されています。特に、中学校や高校で身長の制限から競技を断念せざるを得なかった選手や、生涯スポーツとしてバレーボールを続けたいと考えている人々から支持を得ています。

藤井さんは「身長が低くても、技術や戦術で勝負できる環境を作りたい。この大会が、多くの人にバレーボールの楽しさを再発見してもらえるきっかけになれば」と語っています。今後も大会の拡大とともに、同様のコンセプトの大会が各地で開催される可能性も期待されています。

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