東京高裁、旧統一教会に解散命令を下す 教団財産の清算手続きが開始へ
東京高裁、旧統一教会に解散命令 財産清算へ

東京高裁が旧統一教会に解散命令 教団財産の清算手続きが始まる

東京高等裁判所は3月4日午前、世界平和統一家庭連合(通称・旧統一教会)に対し、解散を命じる決定を下しました。この決定により、教団は宗教法人格を失い、教団財産の清算手続きが正式に開始されることになります。

莫大な献金被害を認定 地裁決定を支持

東京高裁は、莫大な献金被害を認定して解散を命じた東京地裁の決定を支持し、教団側が行った即時抗告を棄却しました。これにより、解散命令の効力が発生し、教団は法的な宗教法人としての地位を喪失します。

民法上の不法行為を理由とした解散命令は初めて

法令違反を理由とした宗教法人の解散命令は、過去にオウム真理教と明覚寺の2例がありますが、民法上の不法行為を直接の理由とした解散命令は今回が初めての事例となります。宗教法人法では、「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があった場合、裁判所が解散命令を出せると規定されています。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

事件の背景と経緯

2022年7月に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけとして、旧統一教会に関連する高額献金被害に社会的な注目が集まりました。これを受けて、文部科学省は2023年10月に解散命令を請求し、今回の東京高裁の決定に至りました。教団側は今後、最高裁判所への特別抗告を検討する可能性がありますが、現時点では解散手続きが進められる見込みです。

この決定は、宗教法人の活動が公共の利益に反する場合、厳格な法的措置が取られることを示す重要な判例となりました。教団財産の清算手続きは、関係者や被害者への影響を考慮しながら、慎重に進められることが期待されています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ