東京都杉並区を流れる善福寺川の水害対策として東京都が計画する地下調節池の整備工事を巡り、反対派の住民らが抗議活動を続けていることを受け、岸本聡子区長は14日の定例会見で、「地域住民との信頼関係を大切にしながら、丁寧な説明と対話を重ねることが重要になる」と述べ、工事の安全と地域の安全の両立を呼びかけた。
工事現場での抗議活動
工事現場では、作業開始が予定されていた11日以降、環境への悪影響などを懸念する住民らが集まり、抗議活動を展開。工事車両が現場に入れず、初日の作業が中止になるなど混乱が生じた。この経緯を踏まえ、岸本氏は「安全な工事の進行と地域の安全確保の両立を図る必要がある」と訴えた。
水害対策の重要性
一方、善福寺川流域では集中豪雨による浸水被害が相次いでおり、岸本氏は「流域全体の安全確保の観点から、工事の必要性や重要性を認識している」とも述べ、工事の意義を強調した。
区長は、住民の懸念に耳を傾けつつ、水害対策としての工事の必要性を説明し、理解を得る努力を続ける方針を示した。今後の動きが注目される。



