再開発から緑と暮らしを守れ 市民団体が集い議論 千代田区でシンポ
再開発から緑と暮らしを守れ 市民団体が集い議論 千代田区でシンポ

東京都内各地で進む大規模な再開発や公共事業が、住環境や歴史、文化、自然に与える影響を危惧する市民団体が一堂に会し、議論を交わす催しが17日、千代田区神田神保町3の専修大学神田キャンパス1号館で開かれる。主催者は「日ごろそれぞれの現場で問題に取り組んでいる人々が集まり、解決の糸口を見いだす機会になれば」と期待を寄せている。

「未来の東京を一緒につくるために」

シンポジウムのタイトルは「未来の東京を一緒につくるために 緑とくらしを乱開発から守るシンポジウム」。神宮外苑再開発に反対する動きが広がる中、各地で同様の課題に直面し、声を上げる人々の間で連携が生まれ、一堂に集まる機運が高まったという。

30団体が参加、展示やプレゼンで現状報告

当日は約30の団体が参加し、それぞれの地域の状況や問題点、活動の様子を展示やプレゼンテーションで紹介する。団体同士や来場者との交流や議論の場も設けられる。展示・説明は午後0時半から午後1時45分までと、午後5時から午後6時までの2回行われる。

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午後2時からは各団体によるプレゼンテーションの後、建築家の山本理顕氏による講演と、都市計画や環境アセスメントなどの専門家らによるパネル討論が予定されている。参加は無料で、事前申し込みも不要。主催者は「再開発の影響を身近に感じている人、関心のある人なら誰でも歓迎」と呼びかけている。

このシンポジウムは、再開発による環境破壊や歴史的景観の喪失に危機感を抱く市民ネットワークの広がりを示すものとして注目される。参加団体には、神宮外苑再開発反対のグループだけでなく、各地で公共事業やマンション建設に反対する住民組織も含まれており、情報共有や連携強化が期待されている。

(小林由比)

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