100日間の過酷修行を完遂 三重の住職が5度目の大荒行に「感無量」
100日間の過酷修行 三重の住職が5度目の大荒行完遂

100日間の過酷修行を完遂 三重の住職が5度目の大荒行に「感無量」

三重県名張市桜ヶ丘にある神通寺の鷲阪仁昭住職(50)が、100日間にわたる過酷な修行「大荒行」を無事に終え、檀信徒への報告会である「帰山式」が2月28日、同寺で執り行われました。この大荒行は一人の僧侶が生涯で5回までしか挑戦できない厳しい修行であり、鷲阪住職にとっては10年ぶり5回目の達成となります。

極限の環境で続けられた100日間の修行

昨年11月1日から今年2月10日までの100日間、鷲阪住職は千葉県市川市にある日蓮宗大本山・中山法華経寺に籠もりました。全国から集まった95人の僧侶とともに、外界から完全に遮断された環境で修行に打ち込みました。

修行の内容は極めて厳しく、一日の睡眠時間はわずか2時間のみ。それ以外の時間はほぼ読経に費やされました。食事は朝夕の二回、白粥と梅干し一個だけという質素極まりないもので、寒さと飢え、そして睡魔との戦いが続きました。

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さらに修行期間中には、冷水を浴びて身を清める水行が計7回実施されました。この水行は心身を浄化する重要な儀式として位置づけられています。

帰山式では僧侶9人が水行を実施

修行を終えた鷲阪住職は、愛知県、岐阜県、奈良県から参加した僧侶8人とともに、近鉄名張駅前から神通寺までを歩いて移動。檀信徒らと記念撮影を行った後、境内で水行を執り行いました。

僧侶9人は締め込み姿となり、頭から冷水を浴びて身を清める儀式を実施。厳かな雰囲気の中、修行の完遂を祝うとともに、新たな決意を固める場となりました。

「ますます仏道に頑張っていこう」

帰山式を終えた鷲阪住職は、修行を振り返り「感無量です」と感慨深げに語りました。さらに「この修行を通じて、ますます仏道に頑張っていこうと、気持ちが引き締まりました」と述べ、修行で得た心境の変化を明かしました。

大荒行は日蓮宗の伝統的な修行の一つで、心身を極限まで追い込むことで悟りへの道を探求することを目的としています。鷲阪住職の5度目の達成は、仏道への並々ならぬ決意と努力の証と言えるでしょう。

神通寺では今後も、鷲阪住職の指導の下、仏教の教えを広める活動が続けられる予定です。地域の檀信徒からも、住職の無事の帰還と修行完遂を喜ぶ声が上がっています。

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