警察官採用PRに新手法 動画と漫画コンテストで若者にアピール
警察官採用PRに動画・漫画コンテスト 若者向け広報強化 (26.02.2026)

警察官採用広報に新風 動画と漫画で若い世代にアピール

警察庁は2月26日、若い世代に向けて警察官の魅力を効果的に伝えるため、全国の都道府県警察から募集した採用広報用の動画と漫画コンテストの表彰式を実施しました。この取り組みは、従来の文字中心の広報から一歩進み、視覚的に訴求する手法で、将来の警察組織を担う人材確保を目指すものです。

長官賞に輝いた力作たち

コンテストでは、動画部門と漫画部門それぞれから優れた作品が選出されました。動画部門の長官賞は、岡山県警察が制作した「警察官はやめておけ」が受賞。一見挑戦的なタイトルながら、内容は警察官の仕事の厳しさとやりがいをリアルに描いた作品です。

漫画部門では、群馬県警察の「僕らは勇者 あの頃の夢 覚えていますか?」が長官賞に選ばれました。この作品は、子どもの頃に抱いた「正義の味方」になりたいという夢と、警察官としての現実を重ね合わせ、職業としての魅力を情感豊かに表現しています。

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警察庁長官も感動した作品の数々

表彰式で警察庁の楠芳伸長官は、審査を通じて感じた印象を次のように語りました。「応募作品を拝見し、その力作の数々に大変感動いたしました。これらの作品が、警察官という職業の真の魅力を若い世代に伝え、将来の警察組織を支える優秀な人材の確保につながることを強く期待しています」と述べ、コンテストの意義を強調しました。

多数の応募と審査方法の特徴

警察庁によると、今回のコンテストには動画部門で132点、漫画部門で80点の応募があり、全国の警察組織から幅広い作品が寄せられました。動画部門では特に、スマートフォンでの視聴を意識した縦型動画が多く、審査には一般の人々からの反応も反映させた点が特徴的です。

受賞作品は、警察庁の公式ウェブサイトや公式X(旧Twitter)アカウントなどで公開される予定です。これにより、より多くの若者に警察官の仕事の魅力が伝えられることが期待されています。

若者向け広報戦略の転換点

このコンテストは、警察官採用広報における大きな転換点を示しています。従来の堅いイメージを払拭し、動画や漫画といった若者に親しみやすいメディアを活用することで、警察組織の新たな顔をアピールしています。特に、縦型動画の採用は、SNS世代の視聴習慣を考慮した先進的な取り組みと言えるでしょう。

警察庁は今後も、こうした時代に即した広報手法を模索し、優秀な人材の確保に努めていく方針です。動画と漫画という身近な表現手段を通じて、警察官という職業の多様な側面が若い世代に伝わり、将来の警察官を志すきっかけとなることが期待されます。

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