週明け18日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=158円台後半で推移した。午後5時現在の値は前週末比48銭の円安ドル高となり、1ドル=158円92~93銭で取引を終えた。ユーロに対しても円安が進み、1ユーロ=184円85~89銭と、48銭の円安ユーロ高となった。
市場を動かした要因
市場関係者によると、米国とイランの間で続く戦闘終結に向けた協議の先行き不透明感が、基軸通貨であるドルへの逃避買いを誘発した。地政学的リスクが高まる中、投資家は安全資産としてのドルを選好し、円売りドル買いが優勢となった。
国内政治情勢も影響
また、高市早苗首相が物価高対策として、2026年度補正予算案の編成を含めた対応を検討するよう指示したことが伝わった。このニュースを受けて、市場では財政悪化への懸念が強まり、円売り材料として作用した。財政拡大による国債増発懸念が円の信認を弱めた形だ。
今後の見通し
為替アナリストは、当面は158円台を中心とした値動きが続くと予想。米イラン協議の進展や、日本の財政政策の具体化が次の材料になるとみられる。また、週後半には米国の経済指標発表も控えており、市場の注目が集まっている。



