川崎市上下水道局、汚水逆流事故で謝罪 再発防止へ点検強化を約束
川崎市上下水道局、汚水逆流事故で謝罪 再発防止へ

神奈川県川崎市宮前区鷺沼で昨年5月、市の下水道汚水管が油脂で詰まり、逆流した汚水が近隣店舗に流出した問題で、事故発生から約1年を経て初めての地元説明会が18日に開催された。市上下水道局の室井弘通下水道部長は冒頭、参加者に対し「今回の件を厳粛に受け止め、再発防止に全力で取り組む」と述べ、謝罪の意を表明した。

説明会の概要

説明会は被害店舗が加盟していた「さぎ沼商店会」が主催。商店会関係者や地域住民、上下水道局職員ら約45人が出席した。市側の担当者は再発防止策として、今回の事故発生地点を3カ月ごとに点検していることを明らかにし、「油を下水道に流さないよう啓発活動を強化する」と説明した。

出席者から厳しい意見

出席者からは「定期清掃の遅れが原因ではないか」「市の100%の瑕疵で生活の糧を失った被害者に対し、1年間も金銭的補償が行われていない。いつ自分に降りかかるか不安だ」など、市の対応を疑問視する声が相次いだ。

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事故は昨年5月17日に発生。たまった汚水により店舗の機器類や木製備品が損傷した。経営者は仮店舗で一部業務を続けていたが、市が契約する下水道賠償責任保険では被害品の賠償が時価額となることなどから、今年4月末に閉店を余儀なくされた。

商店会は3月、市上下水道局に要望書を提出し、被害店舗への誠意ある補償の早期実施と具体的な再発防止策の提示を求めていた。

川崎市上下水道局は今後も関係者との対話を継続し、信頼回復に努める方針としている。

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