「気づいた時には救急車」江戸川区バス衝突、事故前にも街路樹や塀に接触か
「気づいた時には救急車」江戸川区バス衝突、事故前にも接触か

東京都江戸川区で14日早朝に発生した大型観光バスの電柱衝突事故で、運転手の60代男性が「事故の状況は覚えていない。気づいた時には救急車の中にいた」と話していることが、捜査関係者への取材で明らかになった。男性は事故後に病院へ搬送されたが、命に別状はないという。

事故の概要と経緯

事故は14日午前5時10分ごろ、江戸川区大杉3丁目で発生。回送中の大型観光バスが歩道に乗り上げ、電柱に衝突した。バスには乗客はおらず、運転手のみが乗車していた。警視庁は、運転手が何らかの理由で意識を失っていた可能性があるとみて、事故原因を詳しく調べている。

事故前の異常な走行

その後の捜査で、バスは事故現場の約400メートル手前から、歩道脇の街路樹、建物のシャッター、塀などに次々と接触しながら走行していたことが判明した。現場にはブレーキ痕は残されておらず、運転手が通常の運転操作を行っていなかった可能性が浮上している。

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警視庁の対応

警視庁は、バスが前方や左右の安全確認を怠った過失運転の疑いがあるとして、15日に運転手が勤務する江戸川区内のバス運行会社を道路交通法違反(過失建造物損壊)の疑いで家宅捜索した。捜索では、運行管理の記録や運転手の勤務状況などの資料を押収し、運行管理体制に問題がなかったかどうかを慎重に調べている。

現場の状況

事故現場では、バスが歩道に乗り上げて電柱に衝突した影響で、電柱が近隣の小学校敷地内に倒れ込む被害も発生した。幸いにも早朝で児童の登校前だったため、二次被害は免れた。地域住民は「大きな音で目が覚めた。バスが歩道に突っ込んでいて驚いた」と話している。

今後の捜査

警視庁は、運転手の健康状態や直前の行動についても詳しく調べるとともに、バスの運行会社の管理体制が適切だったかどうかを重点的に捜査する方針。運転手の回復を待って、改めて事情聴取を行う予定だ。

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