福島・桑折町でひょう被害、モモや柿など農作物に深刻な打撃
福島・桑折町でひょう被害、モモなど農作物に深刻な打撃

福島県桑折町で13日に発生した降ひょうにより、県北地域を中心に農作物に大きな被害が生じた。「献上桃の郷」として知られる同町では、モモの実に傷がついたり、新緑の葉が落下したりする被害が相次ぎ、農家からは「ようやく実り始めた矢先だったのに」と落胆の声が上がっている。

農家の生の声

被害に遭った同町伊達崎の男性農家(62)は、ほ場で7品種のモモを栽培している。男性によると、13日午後1時25分ごろから約20分間にわたり、直径5~10ミリのひょうが降り続いたという。ひょうの大きさは小さなモモの実と同程度で、モモの葉が木の周囲に散乱し、実にも傷がついた。男性は「モモの9割が駄目になった。出荷は難しい」と肩を落とした。

また、同町伊達崎でモモを栽培する別の男性農家(69)は「畑一面がひょうで白くなった」と被害の大きさを語る。特に木の上部の被害が顕著で、「これだけのひょうが降ったのは初めてだ」と驚きを隠せない様子だった。

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町の発表と被害範囲

町産業振興課によると、13日の降ひょうにより、町内のモモのほ場約70ヘクタールに被害が及んだ。モモ以外の果物でも、柿が約12ヘクタール、ブドウが約4ヘクタールの被害を受けた。担当者は「近年では町でひょう被害はなかった。伊達崎、北半田、谷地の3地区で特に被害が大きかった」と説明している。

今回のひょう被害は、農家の収入に直接的な打撃を与えるだけでなく、地域経済にも影響を及ぼす可能性がある。町は今後の対策と復旧支援を検討している。

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