佐賀県警の20代男性巡査長が、自身の送別会が開かれる予定だった飲食店に「爆弾を仕掛けた」と記した紙を置くなどしたとして、威力業務妨害と脅迫の疑いで書類送検されていたことが、関係者への取材で明らかになった。送検は4月30日付で、県警は同日、巡査長を戒告の懲戒処分とし、巡査長は依願退職した。
事件の経緯
県警監察課によると、巡査長は県警本部に勤務し、3月末で退職する意向を示していた。巡査長を含む複数人が対象の送別会が開かれる予定だった3月5日午後2時半ごろ、会場の飲食店に「入り口を見てみろ」と電話があり、店先には「爆弾を仕掛けた」と記した紙が置かれていた。店は110番通報し、警察が捜索したが、不審物は見つからなかった。
巡査長の関与
その後、店に電話をかけ、紙を置いたのが巡査長と判明した。県警は、店の営業への影響や巡査長の関与が分かった時期などについて「明らかにできない」としている。県警は巡査長を威力業務妨害と脅迫の疑いで書類送検し、懲戒処分とした。
巡査長は既に退職しており、動機など詳細は明らかにされていない。県警は「事案の重大性に鑑み、厳正に対処した」とコメントしている。



