暴力団組員がマイル積算で逮捕、工藤会系元幹部を電子計算機使用詐疑い
暴力団組員がマイル積算で逮捕、工藤会系元幹部を詐欺容疑

特定危険指定暴力団「工藤会」の傘下組織に所属していた元幹部が、航空会社のマイレージプログラムを悪用し、不正にマイルをためたとして福岡県警に逮捕された事件で、県警は18日、福岡県大野城市の無職、平山裕太容疑者(42)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したと発表した。県警は平山容疑者の認否については明らかにしていない。

事件の概要

暴力団犯罪捜査課によると、平山容疑者は工藤会の二次団体の幹部だった2023年6月から11月にかけて、福岡空港などで大手航空会社の国内路線に搭乗した際、自分名義のマイレージ口座にマイルを積算させ、不法な利益を得た疑いが持たれている。搭乗回数は9回にわたり、積算されたマイルは合計4224マイルに上る。

航空会社の反社規定

県警の説明によると、この航空会社は2022年、マイル会員の規約に反社会的勢力の排除規定を新たに設けていた。規約では、会員が航空会社に対して暴力団員ではないことを確約するよう定められており、反社会的勢力に属することが判明した場合には、予告なく会員資格や特典を取り消すことができるとしている。

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平山容疑者は2013年から同社の会員であったとみられる。今回の逮捕は、この規約に違反してマイルを積算したことが電子計算機使用詐欺に当たると判断されたものだ。

工藤会を巡る動き

工藤会は北九州市に拠点を置く特定危険指定暴力団で、これまでも様々な事件に関与してきた。今回の逮捕は、暴力団の資金源を断つための捜査の一環とみられる。県警は今後、平山容疑者の関与の度合いや、他の組員の関与についても捜査を進める方針だ。

なお、工藤会を巡っては、拘置所内で10年間にわたりカメラ監視されたのは人権侵害だとして、工藤会幹部が国を相手に賠償を求める訴訟を起こしている。

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