平和への思いを絵筆に託す干支画展、北区の青猫書房で開催中
平和への思いを絵筆に託す干支画展、北区で

東京都北区赤羽の絵本専門書店「青猫書房」で、平和への思いを絵筆に託した「干支画展」が開かれている。余白を生かした繊細なタッチで描かれた水彩画が、見る人の心をほっこりと温かくしている。

青猫書房と干支画展の始まり

青猫書房は2014年11月にオープンした。開店以来、書店の取引先や関係者に向けて新年を祝う年賀状を2015年から送り続けてきた。今年で十二支が全てそろったことを記念し、原画サイズに印刷して初めての個展を開催する運びとなった。

書店員アキツさんの作品

干支画を手がけるのは、書店員のアキツさん。店のシンボルである青猫と、その年の干支を組み合わせたスタイルが特徴だ。例えば、とら年の2022年には、トラと青猫がこたつでのんびり過ごす様子を濃淡で表現。2024年のたつ年は、ダイナミックな筆致が印象的な力作となっている。

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平和への思いを込めた新作

アキツさんは、開店前の2014年夏に、船で世界各国を巡るピースボートに参加。船内で開かれた水彩画教室で水彩画を学んだ。ガザやウクライナなど世界で戦禍が絶えない中、新たに書き下ろした作品も展示されている。ピンク色の子どものほほに平和への思いを重ねた絵には、「夏アザミ 君死にたまふことなかれ 千代に八千代に 老いも若きも」という言葉が添えられている。

アキツさんは「破壊兵器におびえることもなく、圧政者に思想・良心の自由を取り締まられることのないように。そんな思いで今後も描き続けたい。多くの人に足を運んでもらえたらうれしい」と語っている。

展示概要

展示は25日まで。営業時間は午前11時から午後7時までで、日曜日は午後5時まで。火曜日は定休日となっている。

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