沖縄県名護市辺野古沖で発生した小型船舶の転覆事故を受け、共産党の田村智子委員長は17日、那覇市で開かれた党の演説会において、「修学旅行の高校生を船に乗せたこと自体が重大な誤りであり、船が所属していた市民団体の構成団体として、心からおわびを申し上げる」と述べ、謝罪の意を表明した。
事故の概要と共産党の関与
この事故は、沖縄県名護市辺野古沖で小型船舶が転覆し、高校生を含む2名が死亡するという痛ましいものであった。転覆した2隻の船舶は、市民団体「ヘリ基地反対協議会」に所属しており、同協議会の構成団体には、名護市を拠点とする共産党の「北部地区委員会」も含まれている。このため、共産党は事故に対して直接的な関与を認めざるを得ない立場にある。
ヘリ基地反対協議会の声明
ヘリ基地反対協議会は、事故発生後、公式ホームページ上で「修学旅行生を含む未成年を受け入れるという判断自体に重大な誤りがあったと痛感している」との声明を発表し、自らの判断の誤りを認めている。この声明を受けて、共産党としても同様の認識を示すこととなった。
田村委員長の記者団への対応
演説会終了後、記者団の取材に応じた田村委員長は、「構成団体として、共産党もヘリ基地反対協議会と同じ立場で、船に乗せたことが重大な誤りであると認める」と改めて述べた。さらに、遺族に対して直接謝罪ができていない点については、「対応に適切さを欠いており、二重におわびしなければならない」と述べ、遺族への謝罪が不十分であることを認めた。
共産党は今後、遺族への直接的な謝罪や再発防止策について検討を進める方針である。事故の詳細な原因については、現在も調査が続けられている。



