長崎で最も歴史の長い被爆者団体「長崎原爆青年乙女の会」は17日、活動を次世代に継ぐための集会を長崎市で開いた。同会は今月で結成70年を迎えた。
会長で被団協代表理事の横山照子さん(84)は「残された者として、先に亡くなった人たちの思いを受け止めていきたい」と語り、活動継承への強い決意を示した。
集会の詳細
集いは原爆資料館近くの広場で開催され、会員4人を含む計約70人が参加。参加者らは黙とうと献花を行い、原爆犠牲者への追悼の意を表した。
その後、地元の高校生や大学生が、被爆者の体験を知った現代の若者が平和への思いを新たにする内容の演劇を披露した。演劇の脚本を書いた長崎南山高3年の藤崎巧雅さん(18)は「若い世代の平和への思いを、被爆者の方々に伝える良い機会になった」と話した。
次世代への継承
同会は1956年に結成され、被爆者の証言活動や平和教育に取り組んできた。しかし、会員の高齢化が進む中、活動の継承が課題となっている。今回の集会は、若い世代に平和の大切さを伝え、活動を次世代に引き継ぐための重要な一歩となった。



