総務省が29日に発表した2025年国勢調査(速報値)によると、昨年10月1日現在の徳島県の人口は67万5489人で、2020年の前回調査と比較して4万4070人(6.12%)減少した。この減少率は過去最高を記録し、調査が開始された1920年以降で2番目に少ない人口となった。人口減少は2000年から6回連続で続いている。世帯数も30万4292世帯と、前回より3918世帯(1.27%)減少した。
市町村別の状況
市町村別の人口では、徳島市が24万1075人で最多。次いで阿南市6万4601人、鳴門市5万1050人、吉野川市3万5556人、藍住町3万4962人の順となった。
前回調査との比較では、全24市町村のうち23市町村で人口が減少した。減少数が最も多かったのは徳島市の1万1316人で、阿南市4869人、鳴門市3572人、吉野川市3216人、阿波市3152人と続いた。減少率では牟岐町の16.06%が最高で、那賀町14.86%、つるぎ町14.82%、上勝町13.55%、三好市12.95%などとなった。
唯一人口が増加したのは北島町で、前回より160人増の2万2905人。増加率は0.7%だった。
県の取り組み
県政策企画課の担当者は「国全体で人口減少が加速する中、県として、結婚から子育てまでの支援やUIJターンに加え、地域経済を持続させるための人材確保や輸出拡大を推進し、『未来に引き継げる徳島』の実現に向けて全力で取り組んでいく」と述べた。



