ソニー生命保険は28日、営業社員だった4人が顧客14人から約1億2千万円を不正に受け取っていたと発表した。投資話を持ちかけたり、金銭を借りたりしていたという。同社は今年、複数の金銭不祥事を公表して以降、顧客からの相談が相次いで寄せられており、279万人の顧客全件を対象とした調査を開始している。
調査中に新たな不正が判明
全件調査を始める前の4月までに被害を申し出た顧客31人について先行調査を実施。このうち18人の調査が完了し、4人から不正に金銭を受け取っていたことが判明した。さらに、調査の過程で、申告していない顧客10人に対する不正も新たに発覚した。補償については検討中としている。
不正の手口と金額
ソニー生命によると、営業社員1人が2011年から2024年にかけて、顧客7人に投資話を持ちかけ、約1億1千万円を受け取った。別の営業社員3人は2010年から2025年にかけて、顧客7人から計1930万円を借りていた。いずれも返金は一部にとどまっているという。
金銭を受け取った不正とは別に、投資勧誘で対価を得る不適切行為も発覚。ソニー生命は再発防止策を強化するとともに、全顧客への調査を進め、被害の全容解明を目指す。



