愛知県名古屋市千種区にある東山動植物園は17日、飼育していた雌のユキヒョウ「リアン」が死亡したと発表した。15歳だった。これにより、同園で飼育されるユキヒョウは1頭となった。
突然の死
園によると、リアンは16日の夕方までは食欲もあり、通常通り過ごしていたが、17日の朝、飼育員が寝室で死亡しているのを発見した。死因は急性心不全の疑いがあるという。
リアンの生涯
リアンは2011年5月1日に札幌市の円山動物園で生まれ、2016年3月に繁殖のため東山動植物園に移ってきた。園では年上の雄「ユキチ」(16歳)をリードしながら、仲むつまじく暮らしていた。屋外展示場の寝台の下で、よくあおむけに寝ていたという。
献花台の設置
園では19日から31日まで、食肉小獣舎に献花台を設ける予定。
ユキヒョウについて
ユキヒョウは中央アジアの山岳地域に分布し、高山地域の急な岩場や草原、森に生息する。夏は標高2700メートルから6000メートル付近で過ごす。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。



