横浜で多様な家族の在り方に光を当てるブックフェア開催、著名作家らが選書を担当
横浜で多様な家族の在り方に光を当てるブックフェア開催

横浜で多様な家族の在り方を考えるブックフェアが開催中

神奈川県横浜市戸塚区の男女共同参画センター横浜では、現在、多様な家族の在り方に焦点を当てたブックフェア「ファミリー is…」が開催されています。このイベントは、著名作家らが選書を担当し、約30種類の小説やエッセー、漫画、写真集などを展示しています。開催期間は6月30日までで、入場無料です。

著名作家らによる選書とブックリストの作成

同センターは、写真家の金川晋吾さんやライターで漫画研究者のトミヤマユキコさんを含む3人の著名作家に加え、里親制度や性的少数者を支援する2つの団体に選書を依頼しました。各選者はおすすめの書籍とコメントを記した「ブックリスト」を作成し、全5種類が用意されています。来場者はこれらのリストを参考にしながら、会場に並ぶ書籍を自由に選ぶことができます。

金川晋吾さんは、米国作家が自身の父親を題材にした小説「孤独の発明」を推薦し、「肉親という近しい存在こそが、時に最も理解しがたい遠さを感じさせるものだということを実感した」とコメントを残しました。一方、トミヤマユキコさんは、東京の古い下宿で暮らす女性たちを描いた漫画「海月姫(くらげひめ)」を選び、「血縁によらないファミリーの存在を心から信じられる作品だ」と感想を述べています。

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展示内容と貸し出しサービスの詳細

会場では、選者が推薦した書籍のうち、同センターに所蔵されていなかったものも新たに追加され、約30種類が展示されています。来場者はこれらの書籍を会場で読むことも、2週間の期限で貸し出しを受けることも可能です。貸し出し中の場合は予約も受け付けており、気に入ったブックリストは持ち帰ることができます。

このような展示は約10年ぶりの開催であり、担当者の金子順子さん(52)は、「最近では、当時とは比べものにならないほど多様な家族の形が認知されてきている」と分析しています。さらに、「このブックフェアが、自分や周囲の家族に対する『こうでなくてはいけない』という無意識の思い込みを覆すきっかけとなり、より楽に生きられる人が増えればと願っています」と語りました。

イベントは、多様性を尊重する社会の実現に向けた一歩として、多くの来場者に親しまれています。横浜市戸塚区を中心に、幅広い層からの関心を集めています。

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