茨城県、サツマイモ基腐病対策を強化 遵守事項改定と行政代執行の可能性
茨城県、サツマイモ基腐病対策を強化 遵守事項改定

茨城県は、サツマイモを腐らせる「基腐病」の発生を受け、予防とまん延防止のための遵守事項を改定した。昨秋、ひたちなか市の畑で初めて確認されたことを受け、植え付けがピークを迎える5月に合わせ、生産者への周知を強化している。

改定の背景と内容

基腐病はカビ類が原因で、風雨や農場に滞留した水を通じて感染が拡大する。茨城県は農業産出額でサツマイモが全国1位の産地であり、昨年の発生時には「産地に重大な影響を与える恐れがある」として初の緊急事態宣言を発令した。

改定された遵守事項では、発生が疑われる株の適切な処分や畑への薬剤散布、土壌消毒の実施などが明文化された。また、遵守事項を守らず、県の指導や勧告を経て発する命令に従わない場合、法律に基づく行政代執行を実施する可能性も明記された。

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生産者への呼びかけ

県は、感染が疑われる症状を確認した場合、速やかに最寄りの農業改良普及センターなどに連絡するよう呼びかけている。早期発見と適切な対応が被害拡大防止に不可欠としている。

今回の改定は、昨年の発生を受けた教訓を踏まえ、産地全体での対策を強化する狙いがある。県は今後も監視を続け、必要に応じて追加の措置を検討する方針だ。

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