名古屋市は、カラスによる家庭ゴミの散乱被害を防ぐため、ゴミ収集時間を現在の午前7時から午前8時以降に変更する方針を固めた。これにより、カラスの活動時間とゴミ出しのタイミングをずらし、被害の軽減を図る。
背景と目的
名古屋市内では近年、カラスがゴミ袋を破り中身を散乱させる被害が多発。市民からは「衛生面で問題」「悪臭がする」などの苦情が相次いでいた。市はこれまで注意喚起や防護ネットの配布などを行ってきたが、効果が限定的だった。
今回の変更は、カラスの生態に着目したもの。カラスは午前5時から7時頃に活発に活動するため、収集時間を遅らせることで、ゴミが路上に置かれている時間を短縮し、被害を抑制する狙いがある。
具体的な施策
- 家庭ゴミの収集時間を午前8時から午前8時30分の間に統一
- 市民にはゴミ出しを午前7時以降、できれば午前8時近くに行うよう呼びかけ
- 防護ネットの無料配布を継続し、適切な使用方法を周知
市民の反応
市民からは「今までより遅くなるので助かる」「仕事前に出せるか心配」など様々な声が聞かれる。市は「生活スタイルに合わせた柔軟な対応が必要」とし、周知を徹底する方針だ。
市の担当者は「カラスの被害は毎年深刻化している。市民の協力を得て、クリーンな街を維持したい」と話している。



