岐阜・下呂市民会館の休日診療所を7月廃止、看護や医療事務の人員不足で
岐阜・下呂市民会館の休日診療所を7月廃止、人員不足で

岐阜県下呂市は、市民会館内で運営している市立休日診療所を7月5日を最後に廃止する方針を固めた。医師の高齢化や休日に勤務できる看護師、医療事務スタッフの人員不足が主な理由で、現状の医療体制の維持が困難と判断した。30日の市議会全員協議会で市側が明らかにした。

開設から18年、人員確保が困難に

市医療政策課によると、休日診療所は県立下呂温泉病院の救急対応の負担を軽減するため、2007年7月に開設された。市医師会の開業医らが輪番制で診療に当たってきたが、近年は安定的な人員確保が難しくなっている。また、人口減少に伴い受診者数も減少傾向にあり、2025年度は71日間で延べ867人が受診した。これは、コロナ禍を除いて最多だった2009年度の延べ1253人から約3割減少している。

廃止後の対応と課題

診療所廃止後は、下呂温泉病院と金山病院が休日対応を担う。受診に際しては事前の電話連絡が必要となる。同課の担当者は「年末年始やインフルエンザ流行期は受診者が多くなるため、どのような支援が可能か検討を進めている」と説明した。市は今後、地域医療の確保に向けた方策を引き続き模索する方針だ。

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