北海道の児童虐待、24年度は6314件で前年度比403件減も身体的虐待は微増
北海道児童虐待、24年度6314件で身体的虐待は微増

北海道の児童虐待、24年度は6314件で前年度比403件減少も身体的虐待は微増

北海道内の児童相談所が2024年度に対応した児童虐待の件数は、合計で6314件に上ることが、道のまとめにより明らかとなりました。この数字は、過去最多を記録した前年度と比較して403件の減少を示しています。しかしながら、身体的虐待の件数は微増傾向にあり、依然として高い水準が続いていることが懸念されています。

虐待の内訳と年齢別・加害者割合

10日に開催された道議会特別委員会で報告された内容によると、虐待の種類別の内訳は以下の通りです。

  • 心理的虐待:2390件(前年度比236件減)
  • 身体的虐待:744件(同31件増)
  • ネグレクト(育児放棄):663件(同35件減)
  • 性的虐待:47件(同6件減)

心理的虐待が最も多く、全体の約37.8%を占めています。一方、身体的虐待は前年度から31件増加し、依然として深刻な状況が続いています。

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被害児童の年齢別では、0歳から就学前までの幼児が41.3%で最多を占め、次いで小学生が35.9%となっています。この結果から、特に幼い子どもへの虐待が突出している実態が浮き彫りになりました。

主な虐待者の割合は、実母が43.3%、実父が42.7%であり、家庭内での問題が大きな要因となっていることが示唆されます。

道の取り組みと今後の課題

道保健福祉部子ども家庭支援課は、「警察などの関係機関と連携を強化し、虐待の未然防止や早期発見・対応を進める」と表明しています。具体的な対策として、以下の点が挙げられます。

  1. 地域全体での見守り体制の構築
  2. 専門家による迅速な介入システムの整備
  3. 保護者への支援プログラムの拡充

全体の件数が減少したことは一定の成果と言えますが、身体的虐待の微増は新たな課題を提示しています。道内では、引き続き児童虐待防止に向けた取り組みが求められています。

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