自民党70年の軌跡をデータで検証 支持率は10%台から50%台まで変動
自民党70年の軌跡 支持率は10%台から50%台まで変動

自民党70年の歩みをデータで検証 支持率の変遷と世代別の変化

今年で結党から71年を迎える自由民主党。その歴史のほぼすべての期間において政権を担ってきた。朝日新聞社が実施してきた世論調査のデータを基に、約70年にわたる自民党の軌跡を詳細に振り返る。

過去70年の政党支持率 4割超えは池田内閣から

1955年11月の結党時、自民党の支持率は38%であった。当時の鳩山一郎首相の内閣支持率は39%と、ほぼ同水準だった。その後、自民党の支持率が4割を超えるようになったのは、1960年代の池田勇人内閣の後半から、1970年代の佐藤栄作内閣にかけてのことである。

長期政権を維持した中曽根康弘内閣では、1986年3月の調査で自民党支持率が49%に達した。これは過去最高水準の一つとして記録されている。

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自民党支持率の推移 2001年以降の動向

現在のRDD電話調査方式が導入された2001年以降を見ると、自民党支持率の最低値は民主党政権下で野党に転じていた時期に記録された。2010年6月と2012年2月には、いずれも12%まで低下した。

2012年の衆議院選挙で自民党が政権に復帰すると、安倍晋三政権下では支持率が30%から40%の間で安定した。しかし、派閥をめぐる裏金問題が表面化した岸田文雄政権では、2024年6月の調査で19%まで落ち込み、20%を切る水準となった。

最新の2026年3月の調査では、自民党支持率は35%に回復している。これは高市早苗首相の内閣支持率61%のほぼ半分に相当する数値だ。

年代別に見る政党支持率の変化

有権者の年代別に自民党支持率の推移を分析すると、支持層に明確な変化が確認できる。

結党時の1955年は、20代が35%、30代が37%、40代が40%と続き、50代の支持率が43%で最も高かった。この時期は全世代からほぼ均等に支持を得ていたと言える。

結党から30年後の1985年には、30代の支持が最も低く、年代が上がるほど支持率が高くなる傾向が見られた。さらに30年後の安倍晋三首相時代の2015年では、70歳以上が43%と年代別で最も支持が厚く、逆に20代は25%で最も低かった。

高市早苗首相時代の最新の2026年3月の調査では、30代の49%が突出して高いが、他の年代でも30%台の支持をまんべんなく得ている状況だ。

自民党の党員数の推移 近年は約100万人で推移

自民党の党員数は、記録が残る1977年時点で約151万人だった。1977年から党員・党友による総裁選の予備選挙制度が導入されると、党員数は急増した。初の予備選が実施された1978年は、福田赳夫氏と大平正芳氏を中心に争われた。

参議院選挙比例区が始まった1983年以降は、名簿登載順位が獲得党員数を中心に決まっていたため、参院選の前年に党員数が増加する傾向があった。1991年には過去最多となる約546万人を記録した。

2000年以降はおおむね100万人台で推移しており、選挙では無党派層の動向が結果を左右するようになった。民主党政権下だった2009年から2011年は党員数を公表せず、政権に復帰した2012年は過去最少の約73万人だった。

翌2013年に石破茂幹事長が党員120万人を目標に掲げ、2016年には100万人台に回復。2025年は3年連続の減少となる約100万人だった。

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