山口県防府市長選が24日に投開票され、無所属現職の池田豊氏(68)が、無所属新顔の有井健雄氏(35)を破り、3選を果たした。池田氏は自民、国民民主、公明各党の推薦を受け、安定した選挙戦を展開した。
投票率は過去最低を記録
当日有権者数は9万1729人。投票率は32.61%で、前回2022年の33.43%を下回り、過去最低を更新した。低投票率の中、池田氏が支持を固めた。
池田氏の勝利演説
当選確実の報を受けた池田氏は、集まった支援者に頭を下げ、「国、県と連携して市民と街づくりを進めてきたことが評価された」と述べた。また、これまでの実績を強調し、今後の市政運営への意欲を示した。
池田氏の経歴と実績
池田氏は県の総務部長など要職を歴任した後、2018年の市長選で初当選。2期8年の間に、県農業試験場の誘致や県立総合医療センターに隣接する広域防災広場の整備など、具体的な成果を挙げてきた。今回の選挙では、これらの実績を基に「第6次市総合計画」の実現を訴え、支持を広げた。
有井氏の主張と結果
一方、運送会社員の有井氏は、「1歳から3歳の子ども1人につき毎月10万円の子育てクーポンを柱として少子化の波を止めたい」と主張。若い世代へのアピールを試みたが、票の掘り起こしには至らず、及ばなかった。
今回の市長選は、現職の強みと新顔の挑戦という構図の中で、有権者の関心を集めきれず、低投票率が課題として残った。



